ひらがな 「は」

皆さん、こんにちは。
悠人です。

本日は 「」です。





皆さん、本日もご訪問ありがとうございます。
また、初めての方々もありがとうございます。



この記事は過去に配信したものに手を加えて、再配信しています。
多くの方に当ブログを訪れていただいて有りがたく感謝しています。
折角来ていただいているので、
毎日使う日本語について再発見をしていただければと思います。


いまさら聞けない「ひらがな」の語源などを、
是非一緒に勉強しましょう。

折角お立ち寄りくださったので、「ひらがな」について少し学んで行って下さいね。


皆さん、「は」の語源はお分かりになりますでしょうか?



「は」 は、 


「け」、「に」、「ほ」と似ていますね。

語源も似ているのでしょうか?

「け」 の偏は ゴンベンで語源は 「計」、




「ひらがな」は「草書」から出来ていますので、
「草書」の「計」も見てみましょう。






「に」 の偏は ニンベンで語源は 「仁」



「仁」の草書体


「ほ」 は 「に」 と同じニンベンで語源は 「保」。 




「保」も「ひらがな」の元となる草書体をご覧下さい。



では 「」 の場合は





「は」 の 語源は 「波」 です。

「偏」は「サンズイ」 です。

ニンベン、サンズイが一本線になるのは良くわかります。
ゴンベンは筆でサラサラと書くと、サンズイのような形になるんです。
更に簡略化されて一本線になったのです。 



では「波」も 「ひらがな」の起源となった「草書体」を見てみましょう。




続いて 「草仮名」 もご覧下さい。
「草仮名」とは、「ひらがな」の起源である漢字(草書体)から
「ひらがな」になるまでの過程で書かれていた形(文字)を指します。






いわゆる文字の変遷期に描かれていた文字です。

「は」に近づいていますね。


では、書き方の注意点






「波」 の 「皮」 は その高さが、サンズイ偏である縦線 

よりも長くならないようにしましょう(①)

サンズイ と 「皮」 の間は たっぷり空間を空けましょう(②)

力を抜いて、

ゆったり書いてください



日本語は世界でもまれに見る美しく、守られた言葉です。

毎日何気なく使っている言葉ですが、

長い年月をかけて日本独自の風土の中で育ってきたものです。



逆に、この長い年月の間に妨害されずに、

美しさを保って育ってきたのは奇跡と言えます。



その美しい日本語を、皆さんお一人お一人が

責任を持って次世代に引き継ぐは

とても重要なことです。



特にお子さんをお持ちの方々や先生方、

是非日本語の尊さをお子さんたちに伝授してあげてください。



教材はワンコインで手に入りますよ… ダウン